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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 観てきました!!

感想と考察ネタバレなのでたたんどきます。






日曜日に観に行ってきたんだけど、チケットブースも物販ブースもすごいごったがえしてて、流石はエヴァンゲリオン。
事前予約だけで100席くらいは埋まってたんで、慌てて予約したんだけど正解だった…。
開場前には完全に売り切れてて、出て来たら次の回も満席で売り切れ500人くらい入る一番でっかいシアターだったのに。
ブースもグッズほとんどなかったけど、とりあえずパンフレット確保できたからよかった(笑)

序、破、と、今までTVシリーズの再構築と変化を合わせ持っていた前作まででしたが、今回は完全新作。 カシウスの槍で初号機を貫いたカヲル君がこれからどう動いて行くのか、どうシンジと出逢うのか、というのを楽しみに思っていたのです。









(・-・)・・・ん?


(・_・)......んん?


( ‥) ん? (‥ )ん? (・・。)ん??



(; ̄ー ̄)...ん?










はあぁぁぁぁぁ w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w ――――?!






……とか思ってる間に終わってしまった件……えぇぇぇぇ~?!!!


正直な話、時空に歪みが発生して、シンジ君が違う平行世界に飛ばされたのかと本気でおもった……(汗)
この世界で死んだはずの自分と入れ替わってるとか、そういうこと???

…とか思ったんだけど、本当は14年時が過ぎてたっていう話。



周りは殆ど説明してくれないし、シンジが眠ってた間になにがあったかもさっぱりだし。
カヲル君もシンジ君を守ろうとしてくれてたのはひしひし感じるけど、それでもあまりにあっけなく退場しちゃうしで。
どうにも違和感が拭えなくて、話は結局確信にも謎にも迫らないまま。
結局一体全体なんなんだ?!!って感じで、観終わってからのあの絶望ぐあいとぽかーん具合はなんともいえなかった……orz


出番を待ち続けていたカヲル君さえ霞んでしまう程に;


完全に、碇シンジ=観客でしたね、あれは。

「観たかったのはこれじゃなかった感」とはよく言ったものだなとおもったよ。
確かに、エヴァ観に行ったらナディアだったっていうのも上手いなと思った(え)


結局、家に帰ってからも半端なかったね、あのもやもや感が!!!

でも、もやもやしながらも「あれは一体なんだったのか」とか。
いろいろ考えて自分なりの答えを出そうと頭働かせるのに躍起になってる自分に気づいて、思う。

結局、庵野監督の思惑にしっかり陥って、策略にまんまと嵌められているんだろうなと言う事に(苦笑)


でも、どうにももやもや感が気持ち悪くてすっきりしないので、いろいろ自分で考察してみました。





~今までの作品との相違点~


・元々、3作目と4作目は同時上映の予定だった。

・1作目と2作目はリミックスを加えつつ同じ主題歌だったのに、今回は違う。

・今までとティザーイラストの画風が違う。

・タイトルの最後尾が突然アルファベット。

→明らかに1作目&2作目からみると仲間はずれであり異質。




~カヲル君の今までの意味深な台詞~


序「君はまた三番目なんだね」
破「さあ、約束の時だ。碇シンジ君。今度こそ、君だけは幸せにしてみせるよ」
Q「また逢えるよ」


→これだといまいち繋がりがわからないが、Qのセリフを一番上に持って来てみれば意味に繋がりが見える。

また逢えるよ→君はまた三番目なんだね→さあ、約束の時だ。碇シンジ君。今度こそ、君だけは幸せにしてみせるよ。




~次回作のタイトルについて~


シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

シン→新であり真

||→終止線

:||→一度だけ繰り返す(リピート)


→「真、エヴァンゲリオン劇場版 一度繰り返して終わり」の意




そこで見えてきた、一つの仮説。

それは


分岐で選択を間違えた世界。

シンジがレイを救えなかった世界。

カヲル君がシンジを救えなかった世界。

周りのみんなが選ぶ道をどこかで違えてしまった世界。

全ての歯車が狂ってしまった世界。



つまり、これはゲームの言うところのバッドエンドなんじゃないのかと。

しかも、全ての絶望を終結させた一番救いようのない世界。


だから、この話は完全に他の3作品とは外れた平行世界でのもしもの可能性の一つであり、本筋ではない。
もしくは破の後、どこかで正しい選択をする事で本当のエンディングに辿りつけるんじゃないかと、そう思うわけです。

そうすると、最終話こそ、カシウスの槍で初号機を貫いたところからリピートして、伏せられていた空白の時間を経て真のエンディングを迎えての終劇になるのではないかなと。

こう思うと腑におちるんだよなー。

だから最初はAルートとBルートの同時上映にする予定だったんじゃないの??
Bルートの結末→本当の答えはAルートのこっち、みたいな感じで。

あの記号がリピートと停止線、てのはネットの論争なんかで知ったんですが。

とりあえず少ない材料片手に自分で仮設立てたあとに他の掲示板見てみたら、やっぱり似たような考えの方がいらっしゃいましたね。

「Oループの中に一つの抜け道があってQになる」っていうのは素晴らしい解釈だ!と感銘を受けました。



まぁ、本当にこの解釈であってるかあってないかはわからないんだけどね。
こう考えておけば、あの最悪な未来も話の一つとして落ち着いて見られるようになると思うんだ。
これを踏まえた上で、もう一度純粋に作品を観てきたいなとおもいます^^


追記:英タイトルの「YOU CAN (NOT) REDO」て、「やり直すことができる(ない)」って意味なのね?!!
うわ!信憑性高まってきたっ!!!

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