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いや、前々からうっすら思ってはいたんだけども。

なんで私、拳修小説を一人称で書いているんだろうか………??(何)

いや、もともと私の文章スタイルって、実は三人称なんですよ。
どちらかといえば苦手な方なんで、一人称なんてもんは本当に気まぐれ程度にしか使わないくらいだっていうのに。

うん、おもしろい程一人称だらけ。

三人称が1本だけって……どうした自分よ。
今世紀最大のみすてりー。



そんなわけで、以下三人称のリハビリ文。

しかしここまで伏線張っておきながら拳修じゃありません、BLEACHですらありません。
つーか、現時点でうちのサイトで扱ってるジャンルでもありません。

いや、まぁ、なんだ、何が言いたいかっていうと。

書きたかったんですっ!!!!!!(ぶっちゃけた)

需要がなくてもいいじゃない、サイトや日記なんて自己満足の塊だぜ!!(開き直った)
ひっさしぶりにすごい勢いで書けたから満足、感無量。それが全て。
そんなわけで、興味無い方は気にせずスルーでお願いします(苦笑)

つーか、原作も読まずにアニメ3話分とコミックス版1巻と同人知識の粋をかき集めただけの知識で小説書いたのなんか、この作品がはじめてだよ……。
たぶんなんかいろいろまちがってるとおもう(苦笑)


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デュラララ!! / 静←臨(だと言い張ってみる)↓



自分は人間が好きなのだ、と。
折原臨也は常々そう思っている。

だが、それは一人一人個の持つ人格、即ち十色の人間性に興味を持ち惹かれると言う訳でも、不特定多数の者と深く馴れ合う事が好きな訳でも、決して無い。

葛藤に惑い。
自分勝手な思い込みに浸り。
挙げ句には裏切られたと、そんな勘違いの罵声を浴びせる様な。
そんな激情や混迷に打ち震える姿を、誰より近くでこの目に映していたいのだ。

自分は手を差し延べただけ。
別に最初から救おうなんて思ってはいないし、助けてあげる、なんて、無責任で甘い言葉を口にも声にもしていない。
悪人でも、善人でも無い自分はただ、この手を前へと伸ばしただけ。
それなのに、少し揺さぶりをかければ、まんまと餌に喰らい付いて来る。
この掌にそんなものなど在りもしないのに。
そんな弱くて脆い人間の、心理心情を先立って読み説き、それが現実の物になる様を傍観するのが好きだった。

死にたい、などと。
そんな物騒な言葉を軽々しく口にしながら、しかし結局抱える孤独に恐怖に耐えきれず。
ふらふらと他人の誘いに乗って来る臆病な輩達。
いざその瞬間に直面すれば脚はすくみ上がり、己が欺かれたと気付いた途端に憎悪と言う名の生命力にも似た炎を瞳に宿らせる。
そんな矛盾する幾つもの感情に振り回され、自己を律する仮面を剥がれた様はひどく哀れで滑稽で。
滴り落ちる蜜のあまりの甘美さに、思わずと嘲りすら浮かんで来る。
 
困惑やら、絶望やら。
晒された真実を前に一通り幻滅した後、糸を引いた自分に向けられる怨嗟やら。
そういった、人間特有である感情の動きの一つ一つを、そしてその道筋を、客観するのが楽しくてたまらないのだ。
自分の想定を遥かに凌駕してくれる者が現れれば更に申し分ないのだが、残念ながらなかなかそんな貴重種にはそうお目にかかれはしないのだけれど。

だが、そうであろうとなかろうと。
兎に角、全てをひっくるめた上で自分にこれ以上無い悦楽を与えてくれるそれは、呈の良い玩具の様なもの。
いくらでも代えは利くし、壊れたら捨てれば良い。

けれど、それは自分の欲求を満たす為には必要不可欠。
常になくてはならぬもの。

故に、彼は『人間』が好きだった。
いや、むしろ愛していると言うべきか。

それはひどく歪な形をしている。
しかし、混沌としたその黒い器には一片の曇りもひと欠片の偽りも無い。
何故ならそれが歪な心をもてあます彼なりの、最上級の愛情表現なのだから。

だが、ここまで人間を愛しては愛でる事を生き甲斐としているはずの自分がこの広い世界にただひとりだけ。
ひどく苦手意識を抱く者が居る。

ふと、そんな思いが頭の隅をよぎったと同時に感じた、言い知れぬ危機感めいたものに従って、臨也はとっさにその場を飛び退いた。
けたたましい音のした方向――つまりは先程まで自分が腰をかけていた低い柵を。
そしてその延長線上の更に先へと目をやれば、そこには鉄の塊と化したものが無惨な形で転がっていた。
 
既視感。

ついこの間も、こんな風に突如街中でぶっ飛んで来たコンビニのゴミ箱に体の右側面からクリティカルヒットをくらわされ、不覚にも路上に転がったと記憶している。
本音を言うと、あれもだいぶ痛かったが、しかし。
今、目の前で巨大なガラクタと化したこの物体が自分を直撃していたら、痛いどころの話では済まないだろう。

本来の用途以外で使用され、無惨にも破損しひしゃげたそれは、無人でも飲み物を購入する事の出来る文明の利機。
そう、それはいわゆる、自動販売機と言うやつで。

こんなもの、局地的な竜巻や台風でも起こら無いかぎり、自然現象として飛んで来る筈がない。
そうなれば、この現象を引き起こしたものの正体はただ一つ。
それは最早、頭で考えるまでの事でもないだろう。
 
顔を上げ、さっきからビシバシと隠す事も遠慮する事すら知らないふうに放たれる殺気の出所、その方向へと臨也は体ごと視線を向けた。


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おおよそ日記に載せる様な長さの話じゃなくなっちゃったので、
続きはまた後日。
キリのいいところで切ったら、シズちゃん出てこねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!(爆)

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