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OPどころかEDでさえもナチュラルにイチャついてる彼等を完全にスルーしていた私の目はどんだけ節穴なのかと。

多分、正臣がかわいいな、とか(かなり寒い子だけど/笑)
帝人とのわんわんコンビが和むなかわいいな。
なんて目で見てたから認識が遅れたのではないかとおもいます。


いや、ほんと興味ないっておそろしいね!!(爆)


いや、まぁたしかにありえねぇもん投げてるやつがいるなー、とか。
好みの黒髪キャラがいるなー、くらいにはおもっていたけども(苦笑)

でも、OPで涼しい顔してポスト避ける臨也さんは華麗にスルーしていても、
静雄の愛(と言う名のコンビニゴミ箱)を一身に受けて盛大に路上に転がる彼にかなりときめきました(え?)

挙げ句、それに対して怒る風もなく、因縁の相手を
「シズちゃん」呼びした瞬間恋に落ちましたっ!!(笑)


やっぱだめだった、落ちたよ、他でもない二人の関係性に(笑)
じわじわ気付いちゃったのよ、
あのゴミ箱クリティカルヒットした瞬間のときめきが恋だって事に!!(なにかがおかしい)

いや、落ちるだろ。
あの臨也の顔色かえさせるってどんだけ?!
だけど、クリティカルヒットの次にあのなまえ呼びがなかったら、ここまで急激に転がり落ちる事もなかったとおもうんだよなぁ(苦笑)


あー、やっべー。ぜんぜん原稿が手につかねぇ……!!(殴)
暫くデュラデュラつっ走ってしまいそうです。



そんなこんなで以下、需要見込めない昨日の続き。
やっとこシズちゃん登場(苦笑)
あれ、おかしいな、またもや紹介文だけでおわってるよ(爆)



-------------------------------------

デュラララ!! / 静←臨(だと、しつこく言い張ってみる)↓




「いぃざぁあぁやぁあぁぁッ!!!!」

ほぼ同じタイミングで耳に届いた、己の名を呼ぶ地を這う様な低い声。
バキバキと果てしなく物騒な音をたて、己の拳を鳴らしながら額に青筋を立てた金髪の男が視線の先で自分を見ている。
それは獲物を見つけた獣の様な、今にも噛みつきそうな目で。

「…やぁ、シズちゃん。毎度毎度、声かける前にその辺にある物投げるの、いい加減止めてくれない?」

まずったな、と。
少しだけ、ほんの欠片程度の焦燥感に眉を寄せ、しかしあくまで口調は落ち着き払ったままで、臨也は目の前の迷惑極まりない存在を静かに見据えた。
まさかこんな路地裏にある小さな公園で彼に出会すとは思ってもみなかった。
この街は広い様でいて、意外に狭い。

「手前が俺の視界に入って来やがるのが悪ィんだろうが。二度と池袋に現れんな、って言ってんのがわかんねぇみてぇだなぁ!?あ゛ぁっ?!いぃーざぁーやぁーくんよぉぉ!!?」

噂をすればなんとやら。
ドスのききまくった声で物凄く理不尽な事を言いながら、今正に凶悪面で自分に凄んでいるこの男こそ、臨也が唯一苦手としている人間。
それは自分にとって天敵、とも呼べる相手だった。

彼の名は平和島静雄。

その名の表す意を認識した途端、笑いどころか誰しも一瞬思考が止まる。
それは完全に、地球半周程対極的な位置にある、つまりは一番程遠い所に在るべき言葉ではないのか、と。
 
はっきり言って、平和でも静かでもなんでも無い。
野蛮で猛々しい、の間違いだろう。

気弱な少年に『剛』とか。
勝ち気な少女に『しのぶ』とか。
そんな親の名付けしくじりレベルを軽く星三つ程越えている。
これほど素晴らしいまでに名前負けしている存在もある意味貴重だ。
それはもう、あきれを通り越していっそ清々しい。

その体を表さない名前といい、その爆砕的な行動といい。
彼と言う男は何もかもがでたらめだ。

大体にして非常識だろう。
背丈はあるが、決して大柄とは言えないその体躯で店先に備え付けられた自販機を固定したアスファルトからむしり取り放り投げつけるなど、一体全体どんな筋肉構造をしているのか。
本当に、脳ミソまで筋肉で出来ているのではなかろうか、と思わずにはいられない。

兎にも角にも。
そんな規格外の馬鹿力を持つ男が…いや、むしろ力ではなく彼自身が馬鹿なのか。
いやいや、もうこの際どちらでもいいが、出来る事なら会いたくはなかったなと、素直に思える相手が自分の前に立ち塞がっている。
それはそれは、ご丁寧にカラーギャングも転げて逃げ出す程の凄まじい形相で。

実際に彼が騒音をぶちまけて降臨した瞬間、元々そう人通りの多い方ではなかったこの場所からは、クモの子を散らす様に人が逃げ出していた。
しかし、いくら人を殺せそうな顔でメンチを切ろうとも、目の前に佇む臨也には全くと効果は無い。
それがまた気に食わなくて、静雄はサングラスを外すと全く笑っていない目で、張り付かせた凶悪な笑顔を更に深くした。

彼はお世辞にも言えないくらい、素ですら人相はよろしくない。
だが、こんな夜叉や羅殺の様な顔を露にせずに気を落ち着け黙っていれば、結構そこそこの色男だとは思うのだが。
いや、例え黙っていたところで立ち上るチンピラじみたオーラが消える事はないのだけれど。

なにせ、彼の肩書きは池袋最強。
この男こそ『暴力』と言う言葉が、その行為が、この世に具現化したと言わしめる存在なのだから。

暴力の顕現した姿がバーテン服を着て街を闊歩していると言うのも些かおかしな話ではあるが、それが事実であり、紛れもない現実なのだから致し方あるまい。
しかし、そんな非常識な現実と対峙しても存外ケロリとしているあたり、折原臨也と言う男も十分異質な存在だった。
 
「仕方ないでしょ、仕事なんだからさ。俺だって暇もてあましてこの辺ふらふらしてるわけじゃないよ。そもそも、ここに足踏み入れるのにどうしていちいちシズちゃんの許可が必要なんだい?君に指図される謂れは無いと思うんだけどなぁ」

挑発する様に人の悪い笑みを浮かべながら、臨也は静雄に対してやんわりと、けれど確かな悪態をつく。

元々沸点が低い器に、更に油をなみなみと注がれて。
空の鍋は一気に引火、そして炎上。
周りに消火器などある筈もなく、視線の先に見えるのはどこまでもタチの悪い起爆剤のみ。
ぶっつんと、静雄の中でなけなしの理性が切れる音がした。
 
「…その呼び方するんじゃねぇって言ってんだろ。今すぐ、その減らず口塞いでやらぁぁっ!!」

言うが早いか。
伸びた静雄の腕が近場にあったそれ、をひっ掴む。

メキメキ、と言う有り得ない音。
そして、何かがひしめきバキリッと、割れる音。

簡潔に説明すると、つまり彼は地面から映えている道路標識を、まるで大根をそうする様に引っこ抜いたわけで。
 
「うぉらァァァァっ!!!」

雄叫びを上げながら正面切って突っ込んで来た静雄が、手にしたそれを容赦なく振り回す。
計算も何も無い。
縦横無尽に見えない線を引かれる度に、肌へと触れる空気が震えた。




-----------------------------------------

うわ……、なんだこの長さ……;(汗)
終わんなかったよ!!!というわけで、またまた続きます(爆)
ちなみに場所はKブ裏のちっちゃい公園あたりじゃないかと……(笑)

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